くじら汁

朝目が覚めると外は真っ白。
10日ぶりの積雪です。15㎝ほど。
朝食前に雪かき。さほど冷え込まず雪が重い。
1時間程、うっすらと汗をかく。良い運動である。
朝食も何時もより美味しい。

ご近所から「くじら汁」をいただいた。
３５年前に奥が道南の正月の郷土料理だと知人に教えてもらって作ってくれた。
函館では正月料理の定番らしいが、なじみが無くその後は口にしていない。

くじら汁とはくじらの脂身が入ったけんちん汁風です。
大根、人参、ごぼう、ふき、わらび、たけのこなどの野菜が豊富に入っています。
くじらの脂身は湯通しして脂や塩を抜きサッパリとした味付けです。

なぜ、くじら汁か・・・
どうもニシン漁と関係あったらしい。
くじらはニシンを浜に追ってくる豊漁のシンボルと言い伝えられ、「恵比寿」と呼ばれた。
正月のくじら汁には大漁を願う意味が込められていたと云われている。

久しぶりの味、脂っこくもなく、野菜がとてもいい味になっている。
野菜不足も十分補われる。意外といいかも・・・。　来年も期待しよう！！