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(2009/01/22 稽古記録)
茶事においては通常濃茶と薄茶の間に休憩があります。 その間に亭主は後炭をし火をあらためます。 この休憩を取らずにすぐに薄茶を出す場合を「つづき薄茶」略して「つづき薄」と言います。 ・普通3〜4時間かかる時間を短縮する必要がある場合(例えば客が時間が無い場合など) ・夏の朝茶では「つづき薄」で仕舞うのが習わしとなっているそうです。 今回の稽古はこの「つづき薄」でした。通して1時間ほどかかります。足が痺れます!! 薄茶器と濃茶入れの入れ替え、茶巾の絞り直し、拝見の道具出し等複雑です。 手順 ・濃茶を飲み終わったら、主客総礼のあと茶碗をすすぎ、「つづいて薄茶を差し上げます。」 ・建水を持って水屋に(建水をすすいで拭いておく) ・たばこ盆、干菓子を出す。 ・建水を持ち出し、棚正面に向かい建水を進めた位置に置き棚の薄茶器を膝前に置く。 ・帛紗で薄茶器を清め、建水の向こうに仮置きする。帛紗を帯にもどす。 ・常のように薄茶を点て、薄茶器は再び建水の向こうに仮置きする。 茶を正客に出し、礼を受けると、その後濃茶入れと薄茶器を置き換えます。 ・茶杓を水差しの右寄りにかけて、茶入れを膝前に取り込み、薄茶器を左手で茶入れの後に置き、茶杓を薄茶器に置く。 ・茶入れを取り、棚におく(棚のない場合は建水の向こうに置く) 二服目の茶を出すと、茶巾を絞り直します。(茶巾を広げるときに細かな操作が必要です) 引き続き茶を点てていきます。 正客よりおしまいの挨拶を受け仕舞にかかる。三器と薄茶器の拝見を請われると ・柄杓、蓋置きを建水にたたみ、茶入れ、茶杓、仕服を出す。 ・茶碗を勝手つきに仮置きし、薄茶器を清めて出す(仕服の底の線を見当に客つき寄りに置く) 客の拝見が終わると(拝見の作法も身につけなければなりません) ・薄茶器を棚に飾り、三器(茶入れ、茶杓、仕服)を引き、点前を終えます。 濃茶と薄茶を同時に学べます。手順は複雑ですが、とても合理的に仕組まれていますので 憶えやすいように思われますが・・・・。足の痺れは・・・・・・(汗) ***** 大寒も過ぎ、雪も寒さも厳しくなってきました。 ![]() ![]() ■
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by kagaan3
| 2009-01-26 17:10
| 茶の湯
昨年12月から始めた坂巡り
二十間坂、大三坂、チャチャ登り、八幡坂、日和坂、基坂、東坂と歩いてきました。 函館山麓の中心地、観光地にあるメジャーな坂でした。 あと、12本残っていますが、それらは生活道路で余程目的がないと歩くことはありません。 私もほとんど初めて歩くところです。 18本?19本?の坂の位置を見ておきましょう。 坂の名前見えますか? クリックすると拡大しますか? ![]() ***** 今日の天気 曇り時々晴れ、時々雪 気温0℃前後 微風 降雪も落ち着き、やっと外歩きをする気になりました。 11時から2時頃まで3時間、弥生坂、常盤坂、姿見坂、幸坂の4本を歩いてきました。 順次アップしていきます。 まずは、雪の八幡坂と函館港を ![]() ![]() ■
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by kagaan3
| 2009-01-17 18:11
![]() 30数年ぶりにギターケースを開けてみました。 弦は錆びて見るも無惨な状態・・・・ 指板をクリーニングし、弦を張り替える。 調弦し弾いてみる。 おお! 意外といい音がするじゃないか。 指も動きそうだ・・・・ 弾き込むうちに、昔の感覚が戻ってきてギターを弾くのがまた楽しくなってきました。 その内に楽しみを共有出来る仲間が欲しくなり、サークルを捜したところ ソロと合奏の楽しさを同時に学べるギター教室が見つかりました。 先生は還暦を迎えたばかりの女性ギタリスト。 明るく行動的な若々しい先生でした。 体験レッスンを受け、 学生時代に自己流で弾きまくっていた曲を再度技術的、音楽的に弾きこなしたいこと、 仲間と合奏を楽しみたいとの希望を伝え、入会をさせてもらいました。 今日は第1回目のレッスン日 ・私のレベルを知るために、弾ける曲を弾いてみよとのこと 「禁じられた遊び」「ソル作曲 月光」「ラモー作曲 メヌエット」を弾く。 曲にはなっていないが、なんとかなりそう。まずはこれらの曲を正確にしっかりと弾くことを当面の課題としましょう。 ・3月末教室内発表会の課題曲を「 ラモーのメヌエット」に決める。 ・合奏の楽譜をいただく。 いよいよ熟年ギタリストに向けて第一歩を踏み出しました。(笑) 学生時代熱中した頃を思い出し、ワクワクしています。 何処まで出来るか・・・・楽しみです。 応援お願いします。<(_ _)> ■
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by kagaan3
| 2009-01-14 22:18
| クラシックギター
1月8日(木)
師匠が喪中につき、初釜は見合わせることに。 2009年の稽古が始まりました。 ○四方棚(よほうだな)を用いた炉薄茶点前 終わりに師匠よりお湯の所望を受ける・・・・前に一度習ったことがあったが・・・・ ・茶碗をふき、膝前に置き茶巾を取り出す。 ・湯を一杓汲み、茶碗にあけきる。 ・茶碗をもって二回ほど回し、湯を建水に捨てる。 ・茶碗をふかず膝前に置き、一杓の湯を汲み、入り用だけ入れ残りを釜へ返す。 ・常のように茶碗の正面を正し、常の位置に差し出す。 ○先輩の「続き薄茶」を客として見習う 次回の稽古課題のようで、よく見ておくようにと・・・ ・濃茶入れと薄茶器を置き換える。 ・茶巾の絞り直し ・拝見の道具出し などなど・・・複雑です。新たにイメージトレーニングが必要です。 ○時間があったので、もう一度薄茶点前を稽古 ・総飾りで仕舞う。この飾り方は初めてです。 ・客の前で茶巾の絞り直しをします。(続き薄にも含まれています) これが・・・水屋でいい加減に絞っていたことが露わになりました。(汗) もう一度、基本に戻らないと・・・ 初心に戻る!!! ■
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by kagaan3
| 2009-01-10 14:47
| 茶の湯
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by kagaan3
| 2009-01-07 20:29
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by kagaan3
| 2009-01-01 16:32
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